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日本ペイントHD、上方修正も失望売り

銘柄診断

17日の東京株式市場で日本ペイントホールディングス株が反落して、前週末に比べ420円(5%)安の8010円と安値で引けた。先週末の取引終了後に2020年12月期の連結業績見通しを上方修正したが、市場予想に届かず失望売りが出た。

20年12月期の連結純利益見通し(国際会計基準)は前期比24%減の280億円と30億円引き上げた。中国や米国で新型コロナウイルス対策の都市封鎖や移動制限が緩和され、建築や自動車用の塗料の需要が回復しつつある。同社は主力市場である中国の今期の売上高について従来見込みの「前期比5~10%減」から「0~5%減」に見直した。

ただ純利益見通しは市場予想平均(QUICKコンセンサス、363億円)には届かなかった。株価は7月末から8月14日までに17%上昇していた。「中国事業の大幅な回復や、大幅な業績予想引き上げの期待が醸成されていた」(モルガン・スタンレーMUFG証券の藤田知未氏)という。

予想PER(株価収益率)は91倍台と過去5年の平均(月末値、39倍台)を大きく上回り、同業の関西ペイント(62倍台)と比べても割高感がある。岡三証券の小川佳紀氏は「利益貢献が大きい自動車市場も今後は不透明感が強く、業績の大幅な回復が見えない中では上値は重そうだ」と話していた。

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