山梨県、県庁内に託児所 女性の働き方に選択肢

山梨
2020/8/17 15:50
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山梨県は、県庁内に一時預かりの託児所「きっずるーむ県庁別館」を開設した。県職員が希望に応じて育児中でも仕事を続けやすくするなど、働き方の選択肢を広げる。最大で同時に10人まで預かる。県職員は有料。県庁に用件のある来庁者は無料で利用できる。

「きっずるーむ県庁別館」は山梨県庁の別館1階に開設された

8月3日の開所から2週間で延べ34人が利用した。育児中の職員が朝預けて夕方迎えに行くほか、午前中だけ預けるなど様々。普段の預け先の都合や幼稚園の臨時休園などのため利用して勤務する例もあるという。

県職員厚生課は「想定より利用が多い。ただ来庁者の利用は2週間で1人にとどまり、経済団体などを通じて周知に努めたい」としている。

県は2019年7月、育児や介護が必要な職員の働き方の選択肢を増やすため、県庁職員のテレワークも導入。年間利用者の23%は小学生以下の子を持つ職員だった。新型コロナウイルスの影響で臨時休校となった子どものために利用した職員や、妊娠中の職員が感染を回避するため利用したケースがあったという。

山梨県は保育所などの待機児童ゼロが続いている。しかし、18年の転出超過の約8割が就職年代(20~24歳)で、その大半を女性が占めている。人口減少は、社会減が自然減を加速させる「負のスパイラル」状態に陥っており、女性が活躍できる環境の充実が官民挙げて急務となっている。

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