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中国、尖閣周辺の休漁終了 船が爆竹鳴らし続々出港

祥芝中心漁港を出港する中国漁船(16日、中国福建省石獅市)=共同

【福建省石獅、浙江省象山=共同】中国が沖縄県・尖閣諸島の周辺を含む東シナ海で設けた休漁期間が16日正午(日本時間同日午後1時)に明けた。東シナ海に面する福建省石獅市の祥芝中心漁港では多くの漁船が黒煙を上げ、爆竹を鳴らして続々と出港していった。日本政府は中国政府に「中国漁船が大挙して尖閣周辺に来ると日中関係は壊れる」と警告、動向を注視している。

祥芝中心漁港で16日午前、荷積みをしていた底引き網漁船の船主は「釣魚島(尖閣の中国名)周辺へ約1カ月、漁に行く。毎年行っている」と強調した。尖閣から30~35カイリ(約56~65キロ)の海域に入ると中国海警局の船が現れ「追い出される」ため、その外側で漁をする予定という。ただ取材に応じたほとんどの漁民は、東の尖閣ではなく、南の広東省や香港の周辺に向かうと話した。

福建、浙江両省の複数の漁民によると、関係当局は尖閣に近づかないよう指導しており、全地球測位システム(GPS)を活用し漁船を監視する構えだ。中国有数の漁港として知られる浙江省象山県の石浦港の30代漁師は「釣魚島付近は波が高く、小さい船では危険で採算も取れないので、行かない」と話した。

ただ15日には日本の閣僚4人が靖国神社に参拝。中国が対抗措置を取る可能性もあり、状況は予断を許さない。2016年8月には200~300隻の漁船が尖閣周辺に押し寄せ、一部の漁船と公船が領海侵入を繰り返し日中関係が緊張した。

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