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台湾・高雄市長補選 民進党の陳氏圧勝

【台北=中村裕】台湾南部の中核都市の高雄市で15日、市長補欠選挙が実施された。対中強硬路線の与党・民主進歩党(民進党)の陳其邁・前行政院副院長(副首相)が67万1804票(得票率70.03%)を獲得して圧勝した。親中路線の野党・国民党で24万8478票(同25.90%)の李眉蓁・高雄市議を退けた。

台湾の高雄市長補選で圧勝した民進党の陳其邁・前行政院副院長(副首相)(左)=陳其邁・選挙対策本部提供

今回の補欠選挙は、2018年12月に就任した前市長の韓国瑜(ハン・グオユー)氏が、就任後間もなく今年1月の総統選に出馬表明したことがきっかけとなった。「人々をお金持ちに」のフレーズで人気を集めて高雄市長に当選。しかし公約を果たさず、すぐに総統選に出馬したとして市民の強い失望と反発を買い、6月にリコール(解職請求)で解職された。

台湾では蔡英文(ツァイ・インウェン)総統が党主席(党首)を務める民進党と、1月の総統選で敗れた韓国瑜氏の国民党の勢いの差を改めて示す選挙として注目された。今回出馬した民進党の陳氏は、前回の高雄市長選で韓氏に敗れている。

台湾では、香港国家安全維持法の施行や、習近平(シー・ジンピン)指導部が強める「一国二制度」による統一圧力など、中国の脅威が増しているとの認識が広がる。親中路線の国民党には強い逆風が吹いており、陳氏優勢のムードが強まっていた。

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