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米中貿易協議が延期 米報道、TikTok問題も影響か

米中両政府の閣僚級による貿易協議が、当初予定の15日から延期されることになった。複数の米メディアが報じた。「第1段階」合意発効から半年がたち、中国の対米輸入の進捗状況を確認する方針だった。動画配信アプリ「TikTok(ティックトック)」問題など対立軸が増えるなか、議題を貿易以外にも広げるかどうかで双方が折り合えなかったとの見方も出ている。

交渉責任者である米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表と中国の劉鶴(リュウ・ハァ)副首相が、ビデオ会議の形式で協議する計画だった。

米政府は足元で中国企業を締め出そうと圧力を強めている。トランプ米大統領はティックトックや対話アプリ「微信(ウィーチャット)」の運営企業との取引を今後禁じる大統領令に署名した。

米ブルームバーグは中国側がこうした米国の措置も閣僚級協議の議題にあげるよう求めたと報じた。輸入拡大を重視する米国が中国側の要求を拒み、調整がつかなくなった可能性がある。

中国では毎年8月、共産党指導部と引退した長老が国政の重要課題を話し合う「北戴河会議」が開かれるとされる。今年は動静が伝えられていないが、ロイター通信は協議延期の理由として、中国側の政治日程の都合があると伝えた。

第1段階の合意は2月に発効した。この合意に基づき、中国が対米輸入を大幅に増やしたり知的財産権の保護を強めたりする約束を守っているか、半年ごとに閣僚級で話し合って点検することになっている。

(北京=川手伊織)

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