お盆休み終盤も混雑なし 感染警戒で帰省手控え

2020/8/15 10:19 (2020/8/15 11:09更新)
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お盆休み終盤の15日、各交通機関は例年のようなUターンラッシュとならず、激しい混雑は起きていない。新型コロナウイルスの感染拡大を警戒して帰省や旅行を控える動きが広がり、新幹線や空の便は低調なまま。休み最終日の16日まで同様の状況となりそうだ。

利用客がまばらな羽田空港国内線の出発ロビー(15日午前)=共同

各地と結ぶ羽田空港の国内線到着ロビー。減便のため掲示板には「欠航」の文字が並び、利用客もまばらだった。

夫婦で中部空港から着いた愛知県の男性(72)は「2日前、息子に2人目の孫が生まれたお祝い」。感染防止のため病院で直接の面会はできないが「喜びの気持ちを近くで伝えたかった」という。上の2歳の孫と会うのも正月以来で「人が少ない公園で遊んですごします」。

待合席にいた東京都杉並区のパートの女性(45)は感染拡大などを考慮し、2カ月前から計画した沖縄県・石垣島への旅行を諦めて空港内のホテルに家族で宿泊した。「沖縄の人の『来てほしいけど、来ないで』という複雑な気持ちが痛いほど分かる。落ち着いたらまた家族で行きます」

小3の長男(8)は「飛行機を眺めることができたので気持ちがすっきりした」と話していた。

JR各社によると、各新幹線では、お盆休みの期間中、指定席に多くの空席が残っている。15日午前、東海道新幹線の自由席乗車率は高くても30%。東北、上越、北陸の各新幹線では5~10%の列車が多かった。航空各社は国内、国際線とも減便が続き、搭乗客も伸びていない。

日本道路交通情報センターによると、15日朝、中央自動車道や東名高速道路ではいずれも首都圏からの下り線で10キロ以上の渋滞が発生した。〔共同〕

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