独ダイムラー、排ガス問題で2300億円支払い 米当局と和解

2020/8/14 6:01 (2020/8/14 7:14更新)
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ダイムラーはディーゼル不正を巡り米当局との和解を発表した(2月、独シュツットガルト)=ロイター

ダイムラーはディーゼル不正を巡り米当局との和解を発表した(2月、独シュツットガルト)=ロイター

【ニューヨーク=大島有美子】独自動車大手ダイムラーは13日、ディーゼル車の排ガス不正疑惑を巡り、米当局などに合計22億ドル(約2300億円)を支払うことで和解すると発表した。米国で販売した25万台が対象となる。

米環境保護庁や米司法省の環境・自然資源部門など米当局への支払いが15億ドル、集団訴訟の費用が7億ドルとした。和解にする関連費用として数億ユーロ(数百億円)の追加も見込んでいるという。ダイムラーは「米当局に全面的に協力してきており、今後も続ける」と述べた。

ダイムラーは和解費用が今後3年にわたって純現金収支に影響するとし、大半は今後1年以内に計上されるとした。

2015年に独フォルクスワーゲン(VW)が排ガス検査を乗り切るため、違法なソフトを使って排ガス量を実際より少なく見せていたことが発覚。捜査の手は欧州メーカー全体に広がった。ダイムラーは排ガス不正を認めていないが、17年以降に300万台超の大規模なリコールを迫られた。

排ガス不正を巡っては今年7月、VWが米国の購入客に95億ドル以上の和解金を支払ったと米連邦取引委員会(FTC)が発表。顧客への補償手続きを終えている。

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