Apple、音楽・動画配信を割安パッケージ販売 米報道

2020/8/14 4:31 (2020/8/14 5:13更新)
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動画配信サービス「TV+」を発表するアップルのクックCEO(19年3月)

動画配信サービス「TV+」を発表するアップルのクックCEO(19年3月)

【シリコンバレー=白石武志】米アップルが音楽や動画配信など各種のサブスクリプション(継続課金)型サービスをひとまとめにした割安なパッケージ販売を検討していることが13日、明らかになった。スマートフォン「iPhone」の新機種の発売にあわせ、10月ごろにサービスを始める見通しだ。

米ブルームバーグ通信が関係者の話として報じた。「アップルワン」と呼ばれるパッケージの基本プランには、動画配信「TV+(プラス)」(月額料金4ドル99セント)と音楽配信「ミュージック」(同4ドル99セントから)が含まれる。料金は明らかでないが、各サービスを個別に契約する場合に比べ割安になるという。

さらに追加料金を払うことでゲーム配信「アーケード」(同4ドル99セント)やニュース配信「ニュース+」(同9ドル99セント)、クラウドを使ったデータ保管「iCloudストレージ」(同99セントから)などのサブスク型サービスを組み合わせられる。パッケージ販売では1つの契約で最大6人の家族とサービスを共有できるという。

動画配信サービスの普及に力を入れるアップルはiPhoneなど自社製品の購入者にはTV+を1年間無料とする特典を用意しており、現在は同サービスの利用者の多くは無料会員とみられる。世界で7000万人近い有料会員を抱える音楽配信サービスのミュージックと組み合わせることで、TV+の有料会員数を増やす考えのようだ。

景気動向に左右されにくい新たな収益基盤が育つとの期待から、13日の米国市場でアップル株は取引時間中に一時前日比3%高の464ドル17セントまで上昇し、上場来高値を更新した。時価総額は一時約1兆9800億ドルとなり、2兆ドルの大台に迫った。ブルームバーグ通信の報道について、アップルの広報担当者はコメントを避けた。

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