NYダウ反落で始まる 景気敏感株に利益確定売り

2020/8/13 22:56
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【NQNニューヨーク=横内理恵】13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落して始まった。午前9時35分現在、前日比100ドル45セント安の2万7876ドル39セントで推移している。12日にダウ平均は約半年ぶりの高値で終え、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は2月に付けた終値ベースの過去最高値を上回る場面があった。短期的な過熱感への警戒から、足元で買われていた金融や素材関連など景気敏感株を中心に利益確定売りが先行した。

ニューヨーク証券取引所前=AP

追加の経済対策を巡るトランプ政権と与野党の協議に目立った進展がないことも、一部投資家が利益確定や持ち高調整の売りに動く一因となっている。12日夕に発表した業績見通しが慎重と受け止められたネットワーク機器のシスコシステムズが10%安となったことも、投資家心理の重荷となっている。

朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数は8日までの1週間で96万3000件と前の週(119万1000件)から減り、市場予想(110万件)も下回った。失業給付の受給者総数も減少が続いた。米労働市場の改善が続いているとの見方は投資家心理の改善につながっている。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、同29.06ポイント高の1万1041.30で推移している。複数のサービスをまとめて利用できるサブスクリプション(定額課金)プランなどを近く発表すると報じられたスマートフォンのアップルを筆頭に主力ハイテク株の一角への買いが続いた。

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