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東京版ビッグバン 今でしょ!
編集委員 西村博之

香港デモ
西村 博之
編集委員
2020/8/15 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版
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その他

小池東京都知事は2017年に「東京版金融ビッグバン」(国際金融都市構想)を発表したが。。。

小池東京都知事は2017年に「東京版金融ビッグバン」(国際金融都市構想)を発表したが。。。

やや古くて恐縮だが、「いつやるか? 今でしょ!」と言いたくなる。東京市場の活性化の話だ。

1996年の「日本版金融ビッグバン」以来、多くの構想が浮かんでは消えた。2017年に小池東京都知事が鳴り物入りで打ち上げた「東京版金融ビッグバン」は、その後どうなったのだろう。

中国による香港国家安全法の制定で香港市場の先行きは極めて不透明になっている。アジア拠点の機能や取引を移す金融機関は出てくるだろう。香港の人々の苦難を前に声高には言いにくいにせよ、どこかが受け皿になるならぜひ東京へと考える人は少なくない。

そんな思いがにじむ論文が日銀から立て続けに出た。1つは東京と香港、シンガポールの外為市場を比べ課題を分析する内容。2つ目はアジアから日本への資金フローの先行きをさぐり、3つ目はESG(環境、社会、企業統治)投資の観点から日本の国際競争力を高める方策を示した。

「東京をどうアジアの中核市場に育てるかが共通するテーマだ」と武田直己・金融市場局審議役(国際局兼務)は話す。香港情勢の混乱も意識したというが、読めば東京市場が漁夫の利で存在感を高められるわけではない、根深い構造問題があることが分かる。

例えば外為市場。日本の取引高は香港やシンガポールに劣るが、理由は取引が自国通貨に偏っているため。企業の輸出に絡んだ円ドル取引を中心に、全体の7割に自国通貨が絡む。

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