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業績ニュース

三菱商事、21年3月期純利益63%減 資源・車に逆風

2020/8/13 21:17
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総合商社の苦戦が続いている。三菱商事は13日、2021年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比63%減の2000億円になると発表した。従来は未定としていた。新型コロナウイルスの影響で資源や自動車、鉄鋼を中心に幅広いビジネスが逆風を受ける。市場予想平均のQUICKコンセンサス(2486億円)を下回った。

午後2時の発表を受けて三菱商事の株価は急速に伸び悩み、一時、前日比マイナスとなった。

21年3月期の純利益は新型コロナの影響で3000億円押し下げられる見込み。このうち資源分野が1200億円を占める。オーストラリアの原料炭事業で需要が低迷し、金属資源事業の純利益は前期比7割減の630億円となる。天然ガス事業も資源安が響き大幅減益に沈む。

自動車関連への影響も1200億円と大きい。出資する三菱自動車が世界的な販売台数減少で大幅な最終赤字となるほか、インドネシアなどで手掛ける販売事業が苦戦する。自動車・モビリティー事業は500億円の赤字(前期は196億円の黒字)を見込む。

コンシューマー産業事業は外出自粛が逆風となり、子会社のローソンやアパレル関連ビジネスが低迷。事業の利益は7割減る見通しだ。

三菱商事の増一行最高財務責任者(CFO)は同日の記者会見で「今期は採算の悪い事業の整理を進め、今後に向けた体力をつけていく」と話した。同時に発表した20年4~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比77%減の366億円だった。

13日に出そろった大手総合商社7社の4~6月期決算をみると、三菱商事は純利益で全体の4位。他社も減益か赤字だった。住友商事がアフリカ・ニッケル鉱山で550億円の減損を計上するなど資源・重厚長大系ビジネスで苦戦が目立った。利益首位は伊藤忠商事で食料など景気変動に強い分野が下支えし、減益幅は3割にとどまった。伊藤忠の通期の純利益は、三菱商事の2倍の4000億円を見込む。

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