副大統領候補ハリス氏「米政権、コロナ対応は失敗」

米大統領選
2020/8/13 6:54 (2020/8/13 9:34更新)
保存
共有
印刷
その他

【ワシントン=永沢毅】11月の米大統領選の民主党候補となるバイデン前副大統領(77)と副大統領候補に起用されたカマラ・ハリス上院議員(55)は12日、東部デラウェア州ウィルミントンでそろって演説に臨んだ。ハリス氏はトランプ政権の新型コロナウイルスへの対応を「失敗」と批判し、政権奪還を訴えた。

演説はバイデン氏の地元ウィルミントンの高校の体育館で無観客で実施された。両氏がそろって演説するのは、ハリス氏の副大統領候補への起用が内定して初めて。

ハリス氏は「トランプ大統領の対応の誤りによって、私たちは大恐慌以来で最悪の経済危機に陥った」と指摘。そのうえで「米国はリーダーシップを求めている。私たちはより良い未来を選ぶことができる」と述べ、トランプ政権の打倒に決意を示した。

当初はマスクの着用に否定的だったトランプ氏を「専門家よりも自分はよく分かっていると勘違いしている」などと厳しく非難した。

バイデン氏は「次の副大統領にふさわしい人物を選んだと確信している」とハリス氏の起用に自信を示した。亡くなった長男ボウ氏が生前にカリフォルニア州司法長官だったハリス氏と親交があったことに触れ、同氏への信頼感をにじませた。「彼女は初日から職務を果たせる」と語った。

ハリス氏はジャマイカ系の父親とインド系移民の母親を持つ移民2世の米国人で、黒人女性として初の副大統領候補となる。バイデン氏は「移民の家族がこの国をどう豊かにするのか、黒人やインド系の米国人が直面している困難を知っている」と説明した。

米国の多様性を体現するハリス氏の出自を強調し、大統領選のカギを握るマイノリティー(少数派)の有権者にアピールした形だ。

ハリス氏は17日から始まる民主党大会で指名を受け、正式な副大統領候補となる。女性の副大統領候補は史上3人目。共和党のトランプ氏、ペンス副大統領との選挙戦が本格化する。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]