火球観測で隕石発見、小惑星の姿探る研究に
[有料会員限定]
地球に落下する流星の中でも極めて明るい「火球」が7月に関東上空に飛来し、燃え残ったと考えられる隕石(いんせき)が千葉県内で見つかった。アマチュア天文家らの観測で落下予想地図が公表され、隕石の回収につながった珍しい事例だ。火球は小惑星のかけらが正体で、今回の隕石では親天体の小惑星候補も挙がっている。宇宙探査機の試料採取とともに小惑星研究の一端を担う成果としても注目される。
宇宙空間には様々な大きさの...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1830文字