内需回復には2年 自動車、軽量化が支えに
コロナ異変を聞く 合成樹脂――プライムポリマー社長 藤本健介氏
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――コロナ禍で合成樹脂の需要は落ち込んだ。
「ポリプロピレンの4~6月の内需は前年同期に比べ15~20%ほど減った。全体の約4割を占める自動車関連が40~50%減った影響が大きい。2019年10月の消費増税後に内需は前年実績を割り込んでいた。20年1~2月に持ち直す動きもあったが、コロナ禍が広がり下押しされた」
「食品や商品を入れる包装資材や雑貨など自動車以外は5~10%減だった。飲食店の営業や外...
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