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米ウォルマート、宅配代行大手と提携 即日配送を強化

(更新)

【ニューヨーク=野村優子】米小売り最大手ウォルマートが、宅配サービスを一段と強化している。11日から米宅配代行サービス大手のインスタカートと提携し、生鮮食品から日用品、家電などを対象に即日配送を開始した。新型コロナウイルスの影響で宅配需要が急増するなか、独自の即日配送網に加えてサービスを強化する。

まずはカリフォルニア州やオクラホマ州など、一部地域で開始し、最短1時間で商品を届ける。ウォルマートは4月、商品を2時間以内に届ける速配サービスを開始するなど独自の即日配送網を持っており、提携を通じてこれを強化する。インスタカートは、ディスカウントストア大手ターゲットや会員制卸売り大手コストコ・ホールセールなどとも提携している。

コロナ禍で宅配需要が急増したことに対応する。アドビによると、米国の2020年1~7月のネット通販売上高は累計4345億ドル(約46.5兆円)。新型コロナの影響で939億ドル押し上げられ、このペースだと10月初旬までに2019年の年間売上高を上回る見通しという。

こうした動きを受けて、宅配サービスを巡る競争は激化している。アマゾン・ドット・コムは20年4~6月期に生鮮宅配が3倍に膨らんだとして、宅配能力を前倒して拡大すると明かした。一方ウォルマートは、アマゾンの有料会員サービス「プライム」に対抗し、無料即日宅配などを含む年会費制の新サービス「ウォルマート+(プラス)」を開始することも報じられている。

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