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蛇の目ミシン、ストップ高 大幅増益予想を好感

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11日の東京株式市場で蛇の目ミシン工業が大幅に続伸した。値幅制限の上限(ストップ高)となる前週末比100円(18%)高の643円まで上げ、2018年10月以来、約1年10カ月ぶりの高値を付けた。7日に、2021年3月期通期の純利益が前期比2.8倍の12億円になる見通しだと発表。業績拡大を好感した買いが膨らんだ。

新型コロナウイルスの流行を受けてマスクを手作りする動きが広がり、家庭用ミシンの販売台数が伸びた。売上高は10%増の390億円、営業利益は73%増の20億円を見込む。

株価は消費者の「巣ごもり」に伴うミシン特需への期待から8月に入って上昇していたが、4~6月期実績や業績見通しは想定以上に好調と受け止められた。4~6月期の営業利益は11億円で、通期計画の半分強に達している。この3カ月間のミシン販売台数は4割増の42万台となった。会社側は「21年3月期を通じて、この傾向は一定程度続く」と想定する。

11日の売買代金は前週末比5.8倍の9億9300万円に拡大した。蛇の目の時価総額は120億円強で、投資家が短期の投資を繰り返しているようだ。証券ジャパンの大谷正之氏は「今後は18年10月の高値(716円)が節目として意識されそうだ」との見方を示す。

ただ11日の終値は25日移動平均を38%上回り、過熱感も意識される水準だ。岡三証券の小川佳紀氏は「マスク不足は一巡しており、手作りのためのミシン需要が続くかどうか見極める必要がある」と指摘する。目先は戻り待ちの売りも出てきそうだ。

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