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台湾外相、中国が圧力「台湾をもう一つの香港」に

【台北=中村裕】台湾の呉●(かねへんにりっとう)燮・外交部長(外相)は11日、アザー米厚生長官と会談し「中国が台湾に圧力をかけ、政治的な条件を受け入れさせて、台湾をもう一つの香港にしようとしている」と述べた。アザー長官も、中国の反対で世界保健機関(WHO)総会に台湾が参加できない状況を「国際組織を政治利用の場にすべきではない」と語った。

台湾の呉●(かねへんにりっとう)燮・外交部長(外相)は11日、アザー米長官と会談し、中国を批判した=中央通信社

両氏は台北市内のホテルで会談した。新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、中国の対応を批判し、台米の親密ぶりをアピールした。アザー長官は、新型コロナの感染拡大を抑えている台湾を「世界の模範だ」と称賛した。

台湾では新型コロナの感染確認者が480人(11日現在)。海外からの訪問者など輸入症例などを除けば、一般住民の台湾域内での感染者は55人にとどまる。

アザー長官は「台湾は過去4年間、WHO総会のオブザーバー参加もできていない」と指摘したうえで、台湾の経験が世界で共有できるなどとして、台湾のWHO総会参加への意義を強調した。

中国政府は、中国大陸と台湾は1つの国に属するという「一つの中国」を唱え、WHOなど台湾の国際機関への参加を拒んでいる。

呉外相は、中国の圧力で「我々の状況はますます困難になっている」との認識を示し、「幸運にもアザー長官のような熱心な米国の友人がいる。台湾は民主主義を守り続けるために戦いに勝たなければならない」と語った。

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