五輪カラーに輝く競技場 1年後へ選手にエール

来年の東京五輪開会式まで丸1年となった7月23日、バレーボールなどの会場となる有明アリーナ=写真=など6施設がライトアップされた。医療従事者への感謝の気持ちを示す青色を点灯した後、アスリートへのエールを込めて五輪マークの5色に照らされた。
再び迎えた節目の日も、新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し、派手なイベントや演出は見送られた。メインスタジアムの国立競技場には、白血病からの復帰を目指す競泳の池江璃花子選手が登場。アスリートを代表して世界へメッセージを発信し、「逆境からはい上がっていくときには、どうしても希望の力が必要。1年後のきょう、この場所で希望の炎が輝いていてほしい」と訴えた。