G7サミット「米大統領選後に」 トランプ氏意向

【ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領は10日、8月末にも首都ワシントンでの開催をめざしていた主要7カ国首脳会議(G7サミット)を11月の米大統領選後に先送りする意向を示した。「落ち着いた良い雰囲気の中で開けるだろう」と語った。
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トランプ氏は9日「大統領選後は少し時間がある。G7はとても重要だ」と周辺に語ったと説明した。テレビ会議方式も選択肢との考えも示したという。
G7議長国の米国は対面方式でのG7サミットを6月下旬にワシントンで開く構想を参加国に呼びかけたが、ドイツの辞退で日程の見直しを余儀なくされていた。
トランプ氏は大統領選前にG7サミットを開催し、ロシアやインドなども招いて中国への対応を議論する構えを示していた。