6月の経常黒字87%減 コロナの影響続く

2020/8/11 9:30
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財務省が11日発表した6月の国際収支統計(速報)によると、海外とのモノやサービスなどの取引状況を表す経常収支の黒字は1675億円と前年同月に比べ86.6%減った。自動車の輸出の落ち込みなどで貿易収支が赤字に転じ、訪日客の減少で旅行収支の黒字幅も縮小した。新型コロナウイルス禍による世界的な経済活動の停滞の影響が続く。

経常収支は輸出から輸入を差し引いた貿易収支や外国との投資のやりとりを示す第1次所得収支、旅行収支を含むサービス収支などで構成する。

貿易収支は773億円の赤字だった。輸出は4兆7930億円と25.7%減少した。米国向けの自動車や自動車部品の輸出が大きく減った。輸入は4兆8703億円で14.4%減だった。

海外との投資のやりとりを示す第1次所得収支は4264億円の黒字だった。黒字幅は265億円縮小した。海外子会社からの配当金の受け取りが減った。

新型コロナの感染拡大で訪日客が減り、旅行収支の黒字幅も縮んだ。旅行収支を含むサービス収支は3カ月連続で赤字になった。

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