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キリンHD、純利益下振れ 12月期8%増どまり

キリンホールディングスは7日、2020年12月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比8%増の645億円になる見通しだと発表した。従来予想から510億円引き下げた。コロナ禍の影響で居酒屋向けなどの業務用ビールが落ち込む。家庭向けは巣ごもり消費の拡大により第三のビール「本麒麟」が大幅に伸びる。本業のもうけを示す事業利益の減益率はアサヒグループホールディングスより小幅となる見通しだ。

売上高にあたる売上収益は6%減の1兆8240億円、事業利益は27%減の1400億円を見込む。従来予想からそれぞれ1760億円、510億円引き下げた。

居酒屋の営業自粛などによりビール販売は15%減り、国内酒類の事業利益は16%減の716億円となる見通しだ。海外でも業務用が大きく落ち込む。子会社の豪ライオンは61%の減益となる。

医薬事業も70億円下方修正した。子会社の協和キリンで、腎性貧血治療剤の後発薬などの販売が期初計画を下回る。

巣ごもり需要も追い風に本麒麟の販売は1~6月に前年同期より39%増えた。キリンHDのビール類は同期間に4%減。市場シェアは日経推計で38%と、業務用の落ち込みが響いたアサヒ(34%)を上回り、11年ぶりに首位となったようだ。

同日発表した20年1~6月期の連結決算は、売上収益が前年同期比6%減の8724億円、最終損益が333億円の黒字(前年同期は4億7400万円の赤字)だった。ビール販売は低調だったものの、前年同期にライオンの飲料事業で減損を計上した反動が出た。

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