米失業率7月、10.2% 小幅改善
(更新)
【ワシントン=河浪武史】米労働省が7日発表した7月の雇用統計(速報値、季節調整済み)は、失業率が10.2%と前月から0.9ポイント低下し、3カ月連続で改善した。
市場予測は10.5%だった。コロナ危機によって失業率は4月に戦後最悪の14.7%まで急上昇し、その後は3カ月続けて改善した。それでも失業者数は4月に2300万人に達しており、6月時点でもなお1775万人が職を得られていない。
景気動向を敏感に映す非農業分門の就業者数は、前月から176万人増加した。前月の479万人増から鈍化したものの、3カ月連続で持ち直している。

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