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マハティール前首相が独立系新党を結成へ マレーシア

【シンガポール=中野貴司】マレーシアのマハティール前首相は7日、独立系の新党を結成すると発表した。新党は与党連合、野党連合いずれにも加わらず、汚職政治の根絶を目指す。現時点で新党への参加議員は少数にとどまる見通しで、影響力をどの程度発揮できるかは不透明だ。

新党結成の方針を表明するマハティール前首相(7日、クアラルンプール)=AP

マハティール氏は首相を辞任する2月まで、マレーシア統一プリブミ党(PPBM)の議長を務めていた。ただ、同党総裁のムヒディン氏がナジブ元首相らの勢力と組んで首相に就任し、マハティール氏はPPBMから事実上、追放された。

マハティール氏は7日の記者会見で「ムヒディン氏はPPBMを乗っ取り、汚職政治を復活しようとしている」と批判した。新党の結成は汚職政治をなくし、多数派のマレー系国民の利益を実現する目的だと説明した。新党の正式名称などは今後決めるという。

アンワル元副首相ら野党連合との連携については「連携したかったが、(合意できない)問題を抱えている」と説明した。マハティール氏とアンワル氏の距離はここにきて一段と開いており、マハティール氏は当面自力で支持者を広げ、勢力を拡大したい考えだ。

ただ、野党勢力がばらばらのままでは、ムヒディン政権の早期倒閣の実現は遠のく。新党に参加する議員は息子のムクリズ・マハティール氏など数人にとどまる見通しで、政界の主導権を奪い返すシナリオは描けていない。

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