支援センター強化を表明 性犯罪対策、橋本担当相

2020/8/7 19:32
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橋本聖子男女共同参画担当相は7日の記者会見で、性犯罪や性暴力の被害者の治療や相談に乗る「ワンストップ支援センター」の体制強化のため、関係省庁による検討会議を近く立ち上げると表明した。証拠保全の迅速化などの方針について年度内に取りまとめる。

内閣府は関係省庁や全国知事会などによる会議を9月にも発足させると発表した。幼児期からの被害予防教育に関しても同時期に別の会議を設ける。年度内に各会議の結論をまとめる。

政府は6月に性犯罪・性暴力対策の強化方針を初めて決定した。内閣府は今月7日、「工程表」を公表し、集中強化期間としている2022年度までに取り組む各政策の具体的な実施期限を示した。

ワンストップ支援センターは各都道府県に1カ所以上ある。しかし(1)夜間や休日に対応していない施設がある(2)都道府県によって設置数にばらつきがある(3)加害者の体液を採取して証拠を保全できる体制が整っていない――などの課題がある。

幼児期から自分の身を守る教育に関しては、教育関係者や弁護士らによる有識者会議を設ける。本年度中に専用教材や教員向け手引書を作り、21年度以降に学校現場への本格導入を目指す。

橋本氏は会見で「被害に遭った方がすぐに相談し、総合的な支援を受けるための重要な拠点だ」と強調。「センターの増設や、病院や警察との連携を強化し、迅速に対応できるよう、力を入れていきたい」と述べた。〔共同〕

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