ソフトバンクGと東京都、離島の渡航者にPCR検査

2020/8/7 18:25
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ソフトバンクグループ(SBG)と東京都は7日、東京都心から小笠原諸島の父島に向かう定期船の乗客を対象に新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査を実施すると発表した。11日出港の定期船から検査する。費用はSBGと東京都が負担する。離島での感染拡大を防ぐ水際対策の実証研究の一環。有効性が確認できれば、都内の別の離島での展開も検討する。

竹芝客船ターミナル(東京・港)から父島に週1回出港する定期船「おがさわら丸」のすべての乗客・乗員を対象に検査する。毎週、約450人いるという。SBGが7月に設立した新型コロナ感染の検査会社が検査を請け負う。

出航前のターミナルで乗客の唾液を採取し、国立国際医療研究センター(東京・新宿)に持ち込んで数時間かけて分析する。乗客には出港後の船内で感染の有無を通知し、陽性の乗客がいた場合は船内で隔離。到着後は父島に上陸して療養してもらう。離島での新型コロナの感染拡大が懸念される中で、水際対策として有効な措置なのかを検証する。

SBGの検査会社がグループの従業員や関係者以外で検査を実施するのは初めて。今後も自治体や企業向けの検査受託を広げる。

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