関西ペイント21年3月期、純利益46%減 車向け塗料不振
関西ペイントは7日、2021年3月期の連結純利益が前期比46%減の100億円になりそうだと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界的に自動車の生産台数が減少し、自動車用塗料の販売が減少する。建設機械向け塗料も落ち込む。
売上高は19%減の3300億円、営業利益は43%減の180億円とした。年間配当は前期と同額の30円を予定する。
同日発表した20年4~6月期の連結決算は、売上高が前年同期比25%減の780億円、純利益が48%減の21億円だった。国内では新車向け塗料の販売が減少した。前期の売上高の2割を占めていたインド事業ではロックダウンが長期化。4~5月に工場の操業が停止し、売上高は6割減少した。
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