スカイファームCEOの木村さん コロナ下で事業拡大
ひと輝く

2020/8/11 2:00
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横浜市中心部で飲食店の料理のデリバリーを手がけるスタートアップのスカイファーム(横浜市)は、コロナ下で一気に事業を拡大している。最高経営責任者(CEO)の木村拓也さん(36)は「飲食店やお届け先、宅配員など人と人とのつながりづくりに貢献したい」と話す。

会社員人生は合わなかったという木村さんはスカイファームを設立し、料理のデリバリー事業を始めた

会社員人生は合わなかったという木村さんはスカイファームを設立し、料理のデリバリー事業を始めた

起業前は楽天に勤務。同社の新事業創出の社内コンペで最終選考に残ったこともあるアイデアマンだ。もともと映画の脚本家になるのが夢で米サンフランシスコ州立大学で脚本の勉強していたこともある。会社員人生は性に合わなかったという。

2015年に退職してスカイファームを設立。横浜ランドマークタワー内に約1万人いるオフィス従業員向けのデリバリー事業を中心に手掛けてきたが、コロナで在宅勤務が広がり需要が急減。しかし「追い風がきた」と直感した。

地盤のみなとみらいはビジネス街とタワーマンションが共存しており、在宅勤務する人からの注文が急増。アルバイト配達員を3倍に増やしたり、横浜市や横浜DeNAベイスターズなどと連携してキャンペーンを実施したりして、売上高を5倍に引き上げた。気づけば宅配の売り上げは全体の1割から6割に拡大した。

現在は売り上げ減に悩む全国の飲食店や商業施設などから同社の宅配管理システムを使いたいという声があり、システムを改修中だ。コロナで時代変革が起きるなか「人々の生活に溶け込んでいければ」と意気込む。

(宮川克也)

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