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富士通DX新会社の今井社長「変革実行するのは人」

Ridgelinez(リッジラインズ)の今井俊哉社長(出所:Ridgelinez)
日経クロステック

デジタル技術で変革を促すデジタルトランスフォーメーション(DX)コンサルティングを手がける富士通子会社のRidgelinez(リッジラインズ、東京・千代田)の今井俊哉社長は6日、同社主催のオンラインイベントの基調講演に登壇し「DXといっても、変革を実行するのはあくまで人だ。人は変革の必然性を感じない限り行動にはつながらない」と述べた。

今井社長は、変革の必然性を組織内部に示すうえで、客観的なデータの意義を語った。「多くの構成員にとって変革は、やりたいことではなくやらされること。口で『やれ』と言うだけでは、ミドルマネジメント層の人によって言うことが変わって、組織が混乱しがちだ。それを防ぐには、客観的なデータを活用したデータ駆動型経営が重要だ」(今井社長)

今回のイベントは、同社が4月に事業を始めてから最初の対外イベントであり、同社の姿勢に注目が集まった。参加者からは「富士通の傘下にあって中立性を保てるのか」という質問が出た。

今井社長は「富士通の時田隆仁社長からは、クライアントファースト(顧客第一)に徹してほしいと言われている。富士通が親しい会社であることは確かだが、顧客へのサービス提供という観点では一線を引いて判断しなければならない。富士通のツールが良ければ使うし、例えばアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のクラウドツールが最適ならばそれを使った提案をする」と答えた。

(日経クロステック/日経コンピュータ 清嶋直樹)

[日経クロステック 2020年8月6日掲載]

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