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ソフトバンクG、4~6月純利益1兆2557億円「株主価値増」

2020/8/11 13:30 (2020/8/11 18:02更新)
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ソフトバンクグループ(SBG)が11日発表した2020年4~6月期の連結決算(国際会計基準)は純利益が前年同期比12%増の1兆2557億円となり、四半期として過去最高になった。日本企業で四半期として過去最大規模だった20年1~3月期の最終赤字1兆4381億円から黒字転換した。コロナショック後の株式相場の復調傾向や投資先の資産売却を映した。

午後4時30分から20年4~6月期連結決算の記者会見をオンライン形式で開いた。約4.5兆円とする投資先の資産売却計画の進捗や、投資先の英半導体設計大手アームの再編を巡る米半導体大手エヌビディアとの交渉の行方にも焦点が集まった。「攻めの投資」の再始動への姿勢も含め、孫正義会長兼社長の説明が注目された。

日経電子版では孫社長の発言をタイムライン形式で取りまとめた。

【18時】質疑応答、決算会見が終了

【17時52分】「アームの交渉は事実、いろいろな選択肢」

孫社長はアームの戦略的な位置付けについて質問を受け、「交渉相手の会社名はノーコメント。交渉を行っているのは事実。交渉の範囲のなかで、いくつかの幅がある。いろんなミックスで考えている。単純な売却ではない」と答えた。「アームは長期保有する見込みか」との問いに対して「上場も選択の1つ、一部売却、全部売却、合併も選択肢としてあり得る。現金と株式のミックスもありえる。交渉相手の名前、金額はすべてノーコメント」と話した。

【17時44分】「アーム、5Gスマホ向けが収益貢献」

孫社長はアームの売り上げの伸びが鈍い点について質問を受け、「最近は(次世代通信規格)5Gのスマートフォン(スマホ)が出てきていて、単価がより大きくて利益に対する貢献が多い。もう1つは23年ころから『バージョン9』のアームのチップの出荷が始まる。すでに多くの会社とのライセンス契約を経てバージョン9のチップの設計に入っており、これの製造が始まる。セキュリティーやAIの機能が強化されて高収益になっていく。なので23年を再上場の時期と定めていた。アームの扱いは先ほど申し上げた通り検討していく」と話した。

【17時40分】質疑応答始まる

【17時39分】「守りを固めながら運用していきたい」

孫社長は業績説明の終盤で「長期でみると上場以来、実は継続的に株主価値を増やしている。株主価値を最大化するという目線で、守りを固めながら運用していきたい。マネーゲームのために会社をつくったのではない。我々の理念は『情報革命で人々を幸せに』だ。ビジョン・ファンドとして、筆頭株主になった様々な事業、あるいは上場株など、テスト的に始めたが、このように情報革命を引っ張る起業家やリーダーを支援して、オーケストラの指揮者のようになりたい。我々の理念は一度も変えていない」と強調した。

【17時16分】「ビジョン・ファンド、成績改善」

孫社長はビジョン・ファンドについて「投資家も、この投資ファンドがどんな成績で推移しているかはきちんとチェックしている。ビジョン・ファンドの累計投資額は8.9兆円、上場株利益が0.3兆円、未上場の損が0.1兆円。評価益は0.2兆円。着々と業績は改善している」と話した。「そのうち(投資先)の1つ、『Relay Therapeutics』は筆頭株主として32%を持っている。AI(人工知能)を使って、たんぱく質の変化を解析し、2つのがん治療薬の臨床試験を開始している」と投資先の有望株についても触れた。

【17時13分】「スプリント投資、かなり成績よかった」

孫社長は投資してきた米携帯大手スプリントについて「今年4月に(Tモバイルとの)合併の承認がおりた。株式価値を計算すると、保有している手持ち資金0.4兆円が1.9兆円になってトータル価値が3.6兆円に増えた。0.4兆円が1.9兆円、約5倍、IRR(内部収益率)は年間25%ずつの複利で、株式価値が増えたというのは成績としては悪くないのではないか。25%の収益率ということで、かなり成績のよかった投資になったのではないか。アームにも先行投資しているが良い投資となるようにする」と話した。

スプリントへの投資時を振り返り、「2.1兆円で買収したが、万年3~4位の会社を買収しても苦戦を強いられるだけなので、唯一、米市場に乗りこむのはスプリントとTモバイルを合体して通信会社として米進出を行う方針だった。借り入れでまかない、手持ち資金としては0.4兆円で買収した。この時も手持ち資金0.4兆円に対して借り入れをしたので(当時の)ソフトバンクの株価が暴落した。その後もスプリントの立て直しに苦労した。スプリントは赤字続きだし、スプリント自身が多くの借り入れを行っているということで心配された」と語った。

【17時11分】「アーム、一部または全部の売却か再上場の前倒し」

孫社長は投資先の英半導体設計大手アームについて「アームは一部、または全部の売却を選択肢の1つとして検討を開始している。もう1つの選択肢は当初の23年の再上場戦略について、前倒しして来年か再来年の上場もある。相手との交渉もあるから両にらみで検討したい」と話した。米半導体大手エヌビディアとの交渉が判明している。

【17時2分】「計2.5兆円の自社株買い必ずやる。完了時期は柔軟に」

孫社長は予定する4.5兆円とする投資先の資産売却による現金化について「資金使途が2つある。自己株式の取得と財務の健全化だ」と前置きしたうえで、「自己株式の取得2.5兆円のうち、すでに1兆円を完了した。残りの1.5兆円はこれからだ。いまのうちに明確に言いたい。株主総会でも言ったが残りも必ずやる。言ったことは実行する。ただ、その完了時期について来年の4月までに絶対に終わらせなければいけないかというと、そうではない。何月何日に完了と予め決めなくても、近い将来実行する。完了時期は柔軟性を持たせる」と話した。「もちろん来週、(コロナの)第2波が来たら急いでするが、株式市場が落ち着いてきたら余裕をみて軍資金を残しておく。そのときの状況をみて判断する」と付け加えた。

【16時47分】「株主価値が増加、これが成績だ」

孫社長は20年4~6月期の好業績について「スプリントとTモバイルが今年4月に合併した。これに伴う一時的な利益がある。本質的にはアリババの株が上がれば上がるほど持ち分財産が増えるので嬉しいが、会計上は一時的なデリバティブ損失が計上される」などと説明。そのうえで「本当に大切なのは株主価値(保有財産マイナス負債)だ。みなさんが株式を投資するにあたって大切なのは、10種類の株を持っていたら、価値の合計が伸びたのか減ったか。借り入れがあれば、借り入れを差し引いた後の投資成績が最も大切な指標だ」と話し、「株主価値は本日8月11日時点で24.4兆円。3月末の21.7兆円に対して増えている。これが成績だ」と成果を誇った。

【16時36分】「防御は現金、予定の4.5兆円を上回る現金化できる」

孫社長は、日本の戦国時代に「恐れられていた武田(家)の騎馬軍に対して(織田)信長軍は柵をつくった。安心してしっかりと弾を撃つ対策をした。防御は戦うために欠かすことのできない重要なものだ」と説明した。そのうえで「防御は現金だ」と強調。「我々は(投資先の資産売却計画を通じて)1年で4.5兆円を資金化するというプランを出し、今日現在で4.3兆円を資金化できた。目標に対して95%を達成できた。予定の4.5兆円を大きく上回る資金化ができる」と語った。

【16時30分】決算会見始まる

孫社長は冒頭、「よろしくお願いします。世界中で新型コロナウイルスの問題がまだ解決していない。第2波が始まったばかりで毎日が戦いのような状況だ。我々、事業家も毎日、様々な問題と戦っている」と話し始めた。

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