GoTo利用で「旅行したい」18%どまり 民間調べ
調査会社のブランド総合研究所(東京・港)は、政府の国内旅行の需要喚起策「Go Toトラベル」を使った旅行についての調査結果を発表した。旅行希望者は合わせて18%にとどまる一方、「旅行に行きたいと思わない」という回答は51%と半数を超えた。
7月17~21日、インターネットを通じて調査し、全国の10979人から回答を得た。旅行したい人の内訳は、「すでに予約している」(3%)、「具体的に検討している」(5%)、「できれば行きたい」(10%)となっている。
行く予定がない人で「行きたいと思わない」以外では「感染が収まれば検討したい」は29%だった。担当者は「新型コロナウイルス感染拡大への懸念が強く、旅行を控える人が多かった」との見方を示した。
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