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米ゴールドマン、25年までに黒人幹部比率7%へ

【ニューヨーク=伴百江】米大手金融機関ゴールドマン・サックスは5日、社員の人種や性別などの多様性に関する目標を発表した。2025年までにバイスプレジデント(VP)と呼ばれる管理職に占める女性の比率を40%に高める。黒人は主要拠点で同比率を7%、ヒスパニックは9%にする。米金融業界で格差是正に向けた動きが加速してきた。

ゴールドマンのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)が世界の社員に宛てた電子メールで目標を明らかにした。女性は全世界のVPの40%を占めることを目標にする。同社では女性を積極的に採用しており、今年の大卒アナリスト採用では初めて女性が過半数になったという。

黒人のVPについては北米や南米、英国の社員の7%達成を目指す。ヒスパニックは北米・南米で9%を目標にする。新入社員の黒人比率も引き上げるため、25年までに黒人中心の大学卒のアナリスト採用数を倍増させる計画だ。

ゴールドマンは人種や性別のほか、性的少数者(LGBTQ)など多様な人からなる企業を目指す一環で、今秋から7000人の管理職を対象にしたダイバーシティー研修を実施する。

白人元警官による黒人暴行死事件をきっかけに、米企業は相次ぎ人種差別の解消に乗り出している。資産運用最大手のブラックロックが6月下旬に黒人登用の具体的目標を掲げた。投資銀大手のゴールドマンも独自の取り組みを公表したことで、米金融機関の対応が加速する可能性もある。

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