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「日本はさらに大きな責任を」 次期駐日米大使が公聴会

(更新)
駐日米大使に指名されたケネス・ワインスタイン氏

【ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領が次の駐日大使に指名した保守系シンクタンク、ハドソン研究所所長のケネス・ワインスタイン氏(58)は5日、上院外交委員会の公聴会で証言した。「日米同盟の中でさらなる能力拡大と大きな責任を負うよう日本に働きかける」と表明した。

同氏は事前に提出した書面やオンラインを通じた証言で、日米関係を「両国にとってかつてなく強固で幅広く、重要だ」と表現した。強権主義に傾斜する中国に対処するため、一段の役割拡大に期待を示した。

証言では、中国がインド太平洋地域を含めて世界的に不安定な行動を繰り返しているとして「日米は他の同盟国との多国間協力を強化しなければいけない」と力説した。沖縄県の尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺での中国船の活動に触れ「日本の漁船に嫌がらせをしたり、問題の多い行動に関わったりしている」と懸念を示した。

米軍普天間基地(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に向けて緊密に連携すると述べた。日本との「第2段階」の貿易交渉に関して「経済関係をさらに進化させる機会となる」と述べ、サービスを含む包括的な協定の締結に意欲を示した。「特に自動車分野で進展が必要だ」と指摘した。

2021年の東京五輪・パラリンピックについては「新型コロナウイルスに共同で打ち勝った象徴として祝いたい」と語った。21年開催を支援する立場を示した。

ワインスタイン氏は歴代の駐日大使に多かった知日派ではない。ただ、ペンス副大統領やポンペオ国務長官とパイプがあり、安倍晋三首相とも面識がある。就任に必要な上院での承認が得られれば、今秋にも着任する運びとなる。

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