米モデルナの新型ワクチン3000円台 「複数国と交渉」

2020/8/6 0:58 (2020/8/6 5:14更新)
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モデルナは開発中のワクチンの販売価格を1本30ドル台に設定した=ロイター

モデルナは開発中のワクチンの販売価格を1本30ドル台に設定した=ロイター

【ニューヨーク=中山修志】米バイオ医薬ベンチャーのモデルナは5日、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、1本の販売価格を32~37ドル(約3300~3900円)に設定したことを明らかにした。大量購入の契約の場合はさらに安くするという。

ワクチンは2本の接種で1セットとなる見込み。1本当たり30ドル台の価格設定は米ファイザーが米政権と契約した20ドル弱を上回る。

モデルナは7月下旬に新型ワクチン「mRNA-1273」の最終段階の臨床試験に入った。米国の開発支援プログラムで最も進んでいる対象の一つで、10月にも承認される可能性がある。ステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)は「複数の国とワクチン供給について協議している」と述べ、7月末までに約4億ドルの前払い金を受け取ったと表明した。

同日発表した2020年4~6月期決算は売上高が前年同期の5倍の6635万ドルだった。研究開発費や設備投資が膨らみ、最終損益は1億1600万ドルの赤字だった。5月に公募増資で13億ドルを調達し、21年に年間10億本のワクチンの生産体制を整える。

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