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日本車の中国販売、7月は4社プラスに 13カ月ぶり

【広州=川上尚志】日本車の中国販売が復調している。大手4社が5日までに発表した中国での7月の新車販売台数は、ホンダが6カ月ぶりに前年実績を上回り、トヨタ自動車日産自動車マツダも4カ月連続でプラスになった。4社そろって前年実績を超えたのは2019年6月以来13カ月ぶり。新型コロナウイルス問題で2~3月の販売は落ち込んだが、回復が鮮明になっている。

7月の中国販売は、ホンダが前年同月比17.8%増の13万6646台だった。日産も11.6%増の12万945台で、今年初めて2桁の伸びになった。トヨタは19.1%増の16万5600台で、3カ月連続で約2割の伸び率が続いた。3社とも7月の販売台数としては過去最高を記録した。マツダも7月の販売は4.1%増の1万7750台でプラスを維持した。

中国全体の新車販売台数は、新型コロナの感染拡大が深刻だった2~3月に大きく落ち込んだが、4月以降は3カ月連続で前年実績を上回る。その中でもトヨタを筆頭に日本車の好調が目立つ。

中国の乗用車の業界団体によると、乗用車の販売台数に占める日系ブランドのシェアは1~6月に24.1%となり、19年通年の21.9%から2ポイント以上伸びた。「消費者の目が厳しくなり、品質などで信頼感がある日系ブランドが支持を集めている」(中国自動車業界のアナリスト)という。

ただ各社が好調を持続できるか不透明感もある。中国汽車工業協会の予測では、20年通年の中国新車販売台数は前年比10~20%減る見込み。市場が縮む中で競争は激しさを増しており、「これまでの販売ペースを保つのは難しいかもしれない」(日系自動車メーカー幹部)との声もある。

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