大阪府の人口、6年ぶり増 関西6府県の外国人7%増

2020/8/5 20:17
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総務省が5日発表した住民基本台帳に基づく人口動態調査(2020年1月1日時点)で、関西6府県の総人口は前年比0.2%減の2067万4145人だった。大阪府は都心回帰による大阪市の増加がけん引し6年ぶりに増えた。6府県の外国人人口は同7%増の48万4837人だった。

大阪市ではマンションの増加でファミリー層や単身者の転入が続いている

大阪府の総人口は884万9635人と前年に比べ637人増えた。市区別で大阪市が日本人、外国人ともに社会増加数が全国1位だった。「都心回帰の流れのなか、ファミリー向けや単身者向けマンションが増えて府内の他自治体から転入してきた」(同市)。外国人も「国が留学生増に取り組むなか、市内に外国人向けの学校が多く受け皿となった」という。

滋賀県は外国人が前年に比べ10%以上増えた。リーマン・ショックを機に落ち込んだ製造業関連で南米人材が回復したほか、ベトナムを中心に介護など幅広い業種で人材を受け入れている。ただ、新型コロナウイルスは外国人材の雇用にも影響を与えている。しが外国人相談センターには「解雇された、シフトから外されたなどの相談が寄せられている」という。

関西では訪日客増や国際博覧会(大阪・関西万博)に向けて関連産業の受け皿が広がってきた。コロナで大きな打撃を受けているが、りそな総合研究所の荒木秀之主席研究員は「足元は傾向は変わっていない」と指摘。東京一極集中の弊害が顕在化するなか、テレワークなどが定着すれば「関西にとってプラスになる可能性もある」という。

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