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シャープの21年3月期、純利益2.4倍 液晶も回復へ

2020/8/5 20:30
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シャープは5日、2021年3月期の連結純利益が前期比2.4倍の500億円になる見通しだと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ主力の中小型液晶パネルが回復に向かう。巣ごもり需要で空気清浄機や自動調理鍋など家電の販売も伸びる。

売上高は3%増の2兆3500億円を見込む。3月までは新型コロナの影響で工場稼働率が低下し、スマートフォンなどに使うパネルの販売が落ち込んだ。足元では供給面での懸念が解消しているほか、在宅ワークの普及でノートパソコンやタブレット端末向けのパネルも底堅く推移する。

一般家庭向けでは国内で家電販売が好調だ。自動調理鍋などに加え、薄型テレビやエアコン、掃除機など全般的に需要が拡大している。経済活動の再開によって、東南アジアなど海外での家電販売も回復する。

一方、厳しさが残るのが複合機事業だ。オフィスで働く人が減り、需要減が避けられない。同日記者会見した野村勝明社長は「今後も在宅ワークの影響は続く。コンビニ向け複合機の販売強化などで需要を取り込みたい」と強調した。

前期には従業員の退職給付に備える費用や投資有価証券の評価損などを計上した。今期はこうした一過性の費用が減少することも利益の押し上げ要因となる。

同日発表した20年4~6月期の連結決算は、売上高が前年同期比ほぼ横ばいの5172億円、純利益が37%減の79億円だった。複合機や車載向け液晶パネルなどが苦戦した。

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