米金利低下で円高リスク FRBの追加策、日銀が注視
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米長期金利が低下基調で推移している。米連邦準備理事会(FRB)が9月に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)でゼロ金利の長期化につながる政策を決めるとの見方があるためだ。米金利低下は円高リスクを高めるため日銀もFRBの動きに注意を払う。次の日銀会合はFOMCより1日遅く、日銀は米の決定を見た上で機動的に対応をとる可能性もある。
米長期金利の指標である10年物国債利回りは、4日の米市場で0.5%程度と5カ...
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