ポスコ系、電池部材の増産投資 260億円 EV成長で

アジアBiz
2020/8/5 16:46
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【ソウル=細川幸太郎】鉄鋼大手の韓国ポスコの子会社、ポスコケミカルは5日、車載電池向けの陽極材を増産すると発表した。韓国南部の光陽市の既存工場に2895億ウォン(約260億円)を追加投資する。同社は5月に新規生産ラインを稼働したばかりで、電気自動車(EV)市場の急成長に対応し生産能力を増やす。

ポスコケミカルはEV需要の拡大を見越し、電池部材の増産投資を決めた(光陽市の同社工場)

車載電池の出力を高められる陽極材「NCMA(ニッケル・コバルト・マンガン・アルミニウム)」を量産し、陽極材全体の生産能力を年4万トンから7万トンに引き上げる。新規投資の生産ラインは2022年に稼働予定で、NCMAを用いた次世代の車載電池に使われる。陽極材7万トンは通常のEVの84万台分に相当するという。

ポスコケミカルは「EV市場の急成長を受け、顧客企業の需要に対応する供給基盤を整える」としている。韓国にはLG化学やSKイノベーション、サムスンSDIといった車載電池の大手企業が集積する。EV普及に伴い増産投資を続ける電池メーカーへの供給能力を高める。

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