英ヴァージン航空、米連邦破産法15条申請 再建円滑に

2020/8/5 9:40
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英ヴァージン航空は経営再建中だ(5月、英マンチェスター)=ロイター

英ヴァージン航空は経営再建中だ(5月、英マンチェスター)=ロイター

【ニューヨーク=大島有美子】株主や債権者から金融支援を受けて経営再建中の英航空大手ヴァージン・アトランティックが4日、米ニューヨークの裁判所に連邦破産法15条の適用を申請したことがわかった。複数の米メディアが報じた。

15条は米国外で再建中の米国籍以外の企業が、米国内の資産を保護するための手続きだ。債権者による強制的な資産の差し押さえなどを回避し、経営再建を円滑に進める狙いがある。

ヴァージンは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で経営難に陥り、7月中旬には株主や債権者などから総額12億ポンド(約1600億円)規模の金融支援を受ける方針を発表していた。49%を出資する米デルタ航空は合計4億ポンドの債務の返済猶予や免除に応じるとしている。

米報道によると、金融支援は最終合意には至っていない。ヴァージンは4日、英ロンドンの裁判所での聴取で、金融支援が得られなければ9月にも現金が底をつきそうだとの見通しを示した。裁判所からは8月25日に債権者集会を開くことについて承認を受けた。

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