NYダウ続伸、164ドル高 追加経済対策に期待

2020/8/5 5:24 (2020/8/5 5:38更新)
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【NQNニューヨーク=川内資子】4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、前日比164ドル07セント(0.6%)高の2万6828ドル47セントで終えた。追加の経済対策を巡る米与野党協議の行方を見極めたいとのムードが強かった。取引時間中に、共和党上院トップのマコネル院内総務が「米政権と民主党指導部が支援策で合意すればその案を支持する」と述べたと報じられると、引けにかけて強含んだ。

ナスダック総合株価指数は小幅ながら5日続伸し、同38.37ポイント(0.4%)高の1万0941.17と連日で過去最高値を更新した。証券会社が目標株価引き上げたアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が9.5%上げた。ただ、マイクロソフトなど大型株の一角が下げたのが重荷となり、上昇の勢いは乏しかった。

トランプ米政権と民主党の議会指導部が4日午後に追加支援について協議を再開する。家計への現金給付についてはすでに合意したが、失業給付金を巡る措置などで調整が難航していると伝わっている。協議の動向を見極めたいとして積極的な取引が見送られ、主な株価指数は午前には安く推移する場面もあった。

原油先物相場が上昇し、エクソンモービルやシェブロンなど石油関連株が買われた。化学のダウや航空機のボーイングも高い。ボーイングは運航停止中の主力小型機「737MAX」について、米連邦航空局(FAA)が運航再開に向けて示した修正項目リストが想定内の内容だったのが買いを誘ったとの指摘があった。

前日に上場来高値を付けたマイクロソフトは1.5%下げ、製薬のメルクも反落した。米長期金利が約5カ月ぶりの水準に低下し、利ざや縮小への懸念からJPモルガン・チェースなど金融株の一角も安い。

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