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タイの首都空港拡張、22年に延期 旅客需要減少で

【バンコク=村松洋兵】タイ空港会社(AOT)は首都バンコク近郊にあるスワンナプーム空港で建設中のサテライトターミナルの開業を2022年10月に1年延期する。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う旅客需要の減少に対応する。

入国制限措置によりスワンナプーム空港の利用者は激減している(6月)=小高顕撮影

新しいターミナルは同空港の第2期拡張事業の中核施設として16年に着工していた。総事業費は550億バーツ(約1850億円)で、完成すれば旅客処理能力が現在の年間4500万人から同6000万人に高まる。

工事の遅れにより開業は当初予定の19年から21年に延期していたが、さらに先延ばしする。旅客需要が新型コロナ以前の水準に戻ると予測する22~23年に合わせる。

ターミナルの開業延期を受け、商業施設の運営権を落札した免税店大手キングパワーとの契約も見直す。契約期間を32年3月まで1年延長する。キングパワーが商業施設の運営を通じてAOTに支払う最低保証金額は契約時の需要予測に基づいて定めたが、実際の旅客数に応じて算定し直す。

スワンナプーム空港は中国人観光客などの増加により、19年には処理能力を上回る約6500万人が利用し、混雑が問題となっていた。タイ政府が新型コロナの感染防止対策で3月下旬から国際線の乗り入れを一時禁止したことから、1~6月の利用者は前年同期に比べて6割減少した。

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