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SUBARUの21年3月期、最終黒字確保 米国で改善

SUBARU(スバル)は4日、2021年3月期の連結純利益が前期比61%減の600億円になりそうだと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、自動車販売が落ち込む。もっとも、主力の米国市場で事業環境が改善し、日本の自動車各社が軒並み最終赤字を予想するなかでも黒字を確保する。

売上高は13%減の2兆9000億円、営業利益は62%減の800億円の見込み。今期の世界販売は90万台と13%減り、1300億円の減益要因となる。円高や研究開発費の増加も利益を押し下げる。年間配当は56円(前期は100円)とする。

大幅減益ながら競合と比べると業績は堅調だ。今期の業績予想を発表した日産自動車マツダ三菱自動車はいずれも最終赤字となる見通し。

同日発表した20年4~6月期の連結決算は、営業損益が156億円の赤字(前年同期は922億円の黒字)だった。足元では生産や販売は回復しつつあり、岡田稔明最高財務責任者は「7~9月期には黒字転換したい」とし、4~9月期では損益がゼロ水準になるとの見方を示した。

業績回復の理由は全社の販売の7割を占める米国市場にある。米国では中国と並んで市場回復が早い。日本車4社の販売は4月に前年同月比約5割減ったが、7月には15%減に戻った。

走行性能の高さなどから根強いファンがいるのも特徴だ。20年のスバルの米国販売は14~16%減を見込むが、市場全体の落ち込みよりは小さいとする。「米国では全体需要の回復ペースを上回る目標を立てている」と中村知美社長は語った。

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