長野・松本の路線バス、公設民営化へ議論
コロナ禍 岐路の信越交通(2)
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長野県のバス大手、アルピコ交通(松本市)が苦しんでいる。新型コロナウイルスの感染拡大で頼みの綱の高速バスの利用者が激減。赤字が続く路線バスを支えることが難しくなっている。松本市とは公設民営化に向けた話し合いが始まっており、地域の足を巡る議論が加速する。
「東京でこれだけ感染者が増えてしまっては仕方がない」。アルピコ交通の三沢洋一社長は苦渋の表情を浮かべる。同社は7月27日から長野県内と東京・新宿な...
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