豪雨被害の熊本で黙とう、献花

2020/8/4 10:09 (2020/8/4 12:16更新)
保存
共有
印刷
その他

豪雨で球磨川が氾濫し、25人が犠牲となった熊本県球磨村では4日、松谷浩一村長と職員ら約60人が黙とうした。松谷村長は職員らに「多くの人の力を借りて復興を進めたい」と話した。新型コロナウイルスで人手の確保などに影響が出る中、生活再建を目指す。

黙とうする熊本県人吉市の松岡隼人市長(左)ら(4日午前、人吉市役所)=共同

入所者14人が犠牲になった同村の特別養護老人ホーム「千寿園」には朝から遺族らが訪れ、献花台に花を手向けた。

豪雨で甚大な被害を受けた同県人吉市は災害対策本部会議を開催。松岡隼人市長は「被災者の困難を取り除き、安定した生活を送ってもらえるよう全身全霊で取り組んでいく」と述べた。

熊本県などはがれきの撤去やインフラの復旧を進め、仮設住宅の建設を急ぐ。一方、新型コロナ感染拡大防止のため、各自治体ではボランティアの募集を県内在住者に限っている。

総務省消防庁の集計では、一連の豪雨による損壊や浸水などの住宅被害は34府県の1万7千棟超に上る。このうち全壊は12県で272棟で、半壊は13府県で579棟。

今回の豪雨では梅雨前線が停滞し、線状降水帯が多発。九州を中心に広範囲で長期間の大雨となった。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]