Google、スマホPixel廉価版を4万2900円で発売

2020/8/4 6:01 (2020/8/4 7:51更新)
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グーグルは「Pixel4a」の価格を安く設定して買い替えや他社からの乗り換えを促す

グーグルは「Pixel4a」の価格を安く設定して買い替えや他社からの乗り換えを促す

【シリコンバレー=奥平和行】米グーグルは3日、スマートフォンの新製品「Pixel(ピクセル)4a」の販売を20日に米国で始めると発表した。最低価格は349ドル(約3万7000円)に設定し、従来よりも50ドル安くする。スマートフォンの販売が鈍るなか、価格戦略の成否が注目を浴びそうだ。

4aは2019年5月に発売した「3a」の後継機種に当たり、日本での最低価格は3aより5700円安い4万2900円に設定した。14日から予約を受け付け、20日に発売する。

上位機種で19年10月に発売した「4」と同じ高性能なカメラ、音声を文字として書き起こす機能などを搭載する一方、本体色は黒のみとした。また、従来は画面サイズを2つ用意していたが5.8型の有機EL画面に一本化することなどによりコスト低減につなげたもようだ。

スマホ業界では次世代通信規格「5G」に対応した製品を普及させて販売台数と価格を引き上げる動きがあり、グーグルも4aの5G版と「5」の2機種を今秋に発売する予定だ。ただ、足元では新型コロナウイルスの感染拡大による買い控えが広がり、米IDCによると4~6月期の世界の出荷台数は前年同期比16%減の2億7840万台にとどまった。

中国の華為技術(ファーウェイ)や韓国のサムスン電子など上位企業が軒並み出荷台数を落とすなか、4月に最低価格を399ドルに設定した「iPhone SE」を発売したアップルが販売を伸ばしてシェアを拡大した。グーグルの4aの最低価格はアップルの販売拡大のけん引役となったSEを50ドル下回ることになる。

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