NYダウ続伸236ドル高 主力ハイテク株がけん引

2020/8/4 5:11 (2020/8/4 5:49更新)
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【NQNニューヨーク=古江敦子】3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比236ドル08セント(0.9%)高の2万6664ドル40セントで終えた。主力ハイテク株がM&A(合併・買収)などを材料に買われ、相場をけん引した。追加の米経済対策の協議が進展するとの期待や、米国で新型コロナウイルス感染の鈍化が意識されたことも投資家のリスク選好姿勢を強めた。

ソフトウエアのマイクロソフトが上場来高値を更新し、6%近く上げて終えた。中国の動画投稿アプリTikTok(ティックトック)の米国事業の買収交渉を進めていると2日に発表し、事業拡大の期待から急伸した。株式分割を前週に発表し、個人投資家の買いが増えるとの観測からスマートフォンのアップルは2%超上昇。マイクロソフトとアップルの2銘柄でダウ平均を150ドルあまり押し上げた。

追加の米経済対策を巡る与野党協議が難航する中、家計への最大1200ドルの現金給付で合意したと伝わった。「協議の前進を受け投資家心理がやや上向いた」(ワシントン・クロッシング・アドバイザーズのチャド・モーガンランダー氏)との声が聞かれた。

新型コロナの新規感染者数の伸びが弱まったことも買いを誘った。ピークでは7万人を大幅に超えていた米国の新規感染者数が2日に5万人を下回った。南部のアリゾナ州やフロリダ州では感染の増加ペースが鈍化したと伝わった。

米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した7月の米製造業景況感指数は前月から1.6ポイント上昇の54.2と1年4カ月ぶりの高水準となり、市場予想(53.8)も上回った。これを受け、投資家心理が上向いたとの指摘もあった。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、前週末比157.52ポイント(1.5%)高の1万0902.80と2週ぶりに過去最高値を更新した。顧客管理ソフトのセールスフォース・ドットコムなどソフトウエア銘柄が上昇した。エヌビディアとクアルコムがともに約4%上げるなど半導体株が買われ、ギリアド・サイエンシズなどバイオ製薬の一角も上げた。

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