/

「コロナ特効薬ない可能性も」 WHO事務局長が警告

【ジュネーブ=細川倫太郎】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は3日の記者会見で、新型コロナウイルスに対して「現時点で特効薬はなく、今後も存在しないかもしれない」と警告した。世界の累計感染者は1800万人を超え、過去最悪のペースで増え続けている。

WHOによると、7月末時点で世界で26のワクチンが臨床試験(治験)に入っている。一部は数千~数万人規模の被験者を対象に有効性や安全性を評価するフェーズ3(第3相)の段階に到達した。開発の成否が決まる最大のヤマ場となる。

テドロス氏は世界各国での開発について「前例のないスピードだ」と評価し、「我々は皆、感染拡大防止に効果的なワクチンを望んでいる」と話した。一方、「うまく機能しないかもしれないという懸念もある」と述べ、過度な期待をけん制した。現時点ではウイルスを封じ込めるには、公衆衛生対策と疾病管理が基本になるとし、各国に検査や患者の隔離、感染経路の追跡調査など継続して「すべてを実行する」ことを求めた。

一方、テドロス氏はウイルスの起源を調べるために、事前準備に向け中国に派遣していた専門家が任務を終えたことを明らかにした。今後、各国の専門家からなる国際的なチームをつくり、湖北省武漢市などで本格的な調査に乗り出す。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

新型コロナ

新型コロナウイルスの関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。

ワクチン・治療薬 休業・補償 ビジネス 国内 海外 感染状況

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン