[社説]湾岸危機の教訓は生きたか

2020/8/3 19:00
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日本経済新聞 電子版
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イラクが隣国クウェートに侵攻した1990年8月2日の湾岸危機から30年が経過した。アラブが同じアラブの同胞国家に攻め入る湾岸危機は、今日に続く中東分断の入り口になったことを忘れてはならない。

イラク・フセイン政権の侵略は、4度に及ぶイスラエルとの戦争でアラブ諸国が団結するよりどころになってきた「アラブはひとつ」との考え方を崩壊させた。

結束の軸を失った中東では民族や宗派の対立が表面化し、イスラム…

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