ルネサス、4K監視カメラの設計仕様開発

2020/8/3 14:00
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半導体大手のルネサスエレクトロニクスは3日、高精細の4K画像を撮影できる監視カメラの設計仕様を開発したと発表した。ルネサスはカメラの製造に必要な画像センサーなどの半導体を供給する。小売店やビルなど監視カメラの市場が拡大するなか、新規参入を促し、自社の製品の販路を広げる。

台湾で映像技術を手掛けるノヴァテック・マイクロエレクトロニクスと設計仕様を開発した。ルエネサスの画像センサーやノヴァテックのプロセッサーなどで構成。解像度や色彩の再現を高めたほか、暗い場所での小さな物体も認識できるという。高速で焦点を合わせられるオートフォーカス機能を搭載し、安価なレンズを使うこともできる。

台湾の電機メーカーのシステムテックが同設計仕様を使ったカメラを開発した。ソフトウエアとともに販売を開始した。製品価格は600ドルで、小売店やビルの監視などの需要を見込む。

富士経済によると、監視カメラを含むセキュリティー関連機器の2019年の国内市場規模は約1兆201億円。22年には1兆741億円になる見通し。画像を解析する人工知能(AI)の精度向上を受けて、高画質の防犯・監視カメラの需要が高まっている。(広井洋一郎)

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