全国に潜む「危ない避難所」 27%で浸水・土砂リスク
適地に限界、広域連携がカギ
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九州などを襲った7月の豪雨災害発生から4日で1カ月。甚大な豪雨災害が全国で相次ぐ中、危険が及ぶときに住民が身を寄せる指定避難所の27%が、浸水や土砂崩れの恐れのある場所に立地していることがわかった。浸水の深さ想定が2メートルを超す場所もある。自治体や住民は施設の被災リスクを点検し、被害の軽減策や代替避難先の確保を急ぐ必要がある。
ここ数年に発生した豪雨や河川氾濫では、浸水した避難所を閉鎖する事態...